リアルジャパン前回の私のテーマは「スタミナ」でしたが、今回は「スピード」で合宿を行なっている。調子最高!
スポーツの域を超越した21世紀型スーパー武道
実は真陰流にとって、それすらも大きな目的の一手段でしかありません。臥薪嘗胆、満を持して決定的に、日本精神復活の礎となるものと研究してまいりました新武道「掣圏真陰流」の道場を計画しています。ここから日本精神は復活します。今までの道場の概念とは全く異なり、精神と文化と技術と体力を、科学的に捉える所となります。強さの底辺を固めるために、普遍的無意識「義」を構築する場であり、神聖かつ各自がプライドを身につけるための、威厳ある所でもあります。
日本武士道 身だしなみに優れ、茶髪、ピアス、タツー、ジーパン等は道場に入れず、礼儀は立ち居振る舞いから、しっかりとしたものでなくてなりません。
なぜ科学的かというと、それら義や立ち居振る舞いや、技術、体力に至るまで、精神生理学理論を使うからです。洗練された意識で行なう武道は、純粋に実力が生まれます。
真陰流道場は変性意識(催眠意識)で集中をし、すべてをイメージで修得する場となります。
たとえば道場に入るときは、刀を外し右手に持ちかえ、礼と挨拶を行ないます。(道場生は普段でも全員「刀」を携帯)先生に挨拶をし「着」に着替えます。侍として居合刀を持ち神前に挨拶をして、居合いの型を行い、礼をして刀を置き、今度は練習前の自己催眠に入ります。
基礎訓練、技、基礎訓練、クールダウンで終わりますが、いつでも催眠部屋に入って自己催眠をしてもよく、また最初から最後までいても構いません。必要とあらば他者催眠も行ないます。また、歴史の本やビデオなども置き、勉強できるようにもしてあります。「義」を構築するための道場だからです。国の威信をかけ真の強者を育成する機関。CIAについての笑い話があります。「愛国心のないCIA職員」アメリカではこれだけで笑い話になるのです。
佐山が手懸ける新格闘技は、戦いや技術が最高レベルであることは当然のことと捉えられるでしょうし、また、そうもなるでしょう。しかし私の狙いは、格闘技そのものではないのです。
精神という人間の永劫なる機関を、かつての最強の精神文化「武士道」として、現代精神学の最新科学で徹底追求し学び、その実践として精神エリートを造ることなのです。かつて武士道国家であった精神を背景に最新科学と歴史を重んじ、世界最強のリアル精神を育てるのです。
国家として危機感を想定することを失った我が国は、平和ボケという言葉さえもボケ、一般生活の規範まで無くそうとしています。宗教により規範心を植え付けらている諸外国の彼らが言う、自由、平等、博愛と、戦後何も無くされてしまった日本人が言うそれらは、自由も平等も愛も、履きちがえるだけでここまで来てしまいました。
軍隊も宗教も持つ諸外国の若者が、この拝金主義に溺れ、街には自由を勘違いし、規範心を失った者達が謳歌する国の姿を見て、何というでしょうか。
これまで世界に見過ごされていたのは、あの大戦を堂々と戦った姿があったからです。戦後六十年、富める国の惨状として、もう容赦はしないでしょう。
自ら精神自滅しようとする姿の日本は、武士道の復活でしか再生の道はないとまで言われている今日です。
武士道は、死の超越を信義とするものが本質で、現代では容易に受け入れられるものではありません。
しかしそれらが封建制を確立し、ゆえに強力な義が生まれたことは言うまでもないことです。
新武士道は命を実践するのではなく、先人が死をかけてまでも造ってきた心を受け継ぐものです。
こう生きるべきという姿を、彼らが構築してくれた「義」で築くのです。
特別な者はともかく、一般では信義や掟に捉われる事無く、礼儀、礼節、モラル等を心に抱くべきです。
そこには武術があり、礼法があり、歴史観があり、禅などの精神制御技術(真陰流では自己催眠)等があります。
この両者の精神育成機関とも言えるべきものが真陰流で、「武」を「心」で構築する要請機関なのです。
「義」を信仰する精神が我々の道となります。
愛国心に優れ、義を貫く精神。その普遍的最強の精神は、必ずあなたを強くします。
礼儀に優れ、態度に優れ、義に対しての正義心があなたの導きとなり「道」があるために微動だにしない心が育つのです。
真陰流は21世紀型科学武道です。催眠とは変性意識に入り、さらに深く暗示をかけていくものですが、実は変性意識に入るだけで、パニック症の状態を改善できたりもします。リラックス感と緊張感は逆比例し、恐怖に対しても催眠の弛緩で心が動かなくなる作用をします。かつて侍が行なった「禅」や、インドのヨガの「瞑想」などもこの意識分野に入ります。
そこに普遍的な暗示をかければ、さらに心は強くなり、私は国家と伝統の威信をかけた大和の心として、若者を強者に作り上げるために、真陰流を踏み出すつもりです。人類史上、類を見ない精神武道に挑戦します。CIA以上の精神機関に大化けするかもしれません。真陰流の陰とは潜在意識のことですが、構築と作用を司どる「義」を核とした人間形成を成します。
武はあくまでも「義」を造るための人間形成であり、真の強さを構築するための枝です。
体力や技術面をただ行なうという強さは、何をカッコつけようと、浅く虚しい町人拝金主義の精神でリングに立っているに過ぎません。同じリングに上がっても、内面に宿るこの差は大きいのです。
人間の心は下(陰)からの構成によって強くもなれば弱くもなります。その最下位には本能があり衝動があり、次に普遍的無意識があり、最上に個人的な無意識があります。
真陰流は普遍的無意識に義を構築し、最強を造ります。私達の義は伝統に裏打ちされているのです。
真の強さとは、何事にも振れず、底辺が強い精神を構成された者が持つ、知的で不動な「義」ある姿です。
かつて我々の先人が大東亜を守ったように、その純粋性あふれる正義心は、豊かな規範を育て、その豊さこそが強さです。
我々はリングのみを重要視していません。どころか精神を司るための、儀式の場所とでも考えている次第です。
絶対的な勇気は、絶対的な信仰から生まれます。真陰流が宗教でないのは、その絶対が「義」であるからです。
キリスト教にイエスの存在があり、イスラム教にムハンマドの存在があるように、武士道「掣圏真陰流」には「義」があるのです。封建制の時代、導きは主君やお家などにありましたが、現代では社会性すなわち、民主的国体を守ることにあるのです。
それが私達の普遍的無意識なのです。もちろん技術は世界最高峰にある自負はあります。ただそれだけではないからこそ始められた革命なのです。新道場は寮制度も用意し、TIA職員としての布石養成も行なう予定です。TIAではすでに探偵活動を行なっております。
ただ今、矢板で合宿中です。16日に向け体調を上げに上げている最中です。
明日は二時間ランニングに挑戦。午後はダッシュです。
特別書簡
武道 掣圏真陰流、本格化へのご挨拶
拝啓
前回リアルジャパンプロレス後楽園大会は、皆様の強力なご支援ご協力のおかげをもちまして、盛況のうちにも意義ある大会として、成功裡に収めることができました。
私どもの真の目的は、死に行く精神文化継承のために、意義ある事物を成り立たせることにあります。
タイガーマスクはそのために、子供たちを、正当なる道に導く姿、捨石でさえありたいと願っている次第です。
また私が実戦格闘技の世界で、あらゆる技術に精通し構築し、技術だけを伝えるのは、過ぎ去ったことであります。
プロレス界が、格闘技界が、という小さな問題ではなく、現代日本が何かを無くし、このまま物質社会を進み行き、荒廃の道を滑り落ちる精神の姿こそ、私達が正さなければならない立場だと覚悟させていただければ幸いです。
戦後六十年、歴史を捻じ曲げられ、大東亜に散っていった先人が「我々は先に行くが後の日本を頼む」と残した意思を、私は絶対に裏切れません。
既に精神性や歴史の真実は、全国に講演でまわっております
幸いにも格闘技を通じ多くの若者と接し、そのひ弱さと拝金主義に侵されている姿を目の辺りにしており、これは私が修行時代に暮らした諸外国の若者や、海外の弟子との雲泥の差が生じていることに気づいております。
精神性の無い国がいかに滅んできたか、歴史が証明されているとおり、このままゆけば、挨拶も礼儀も、道徳心も規範心も、正義も全て無くし、お金だけが神様の時代がやって来くる前に、この国が誇っていた勤勉性の高さや、規律性の高さでさえ捨て去ることになるでしょう。
真実はひとつ、私たち人間は自由気ままにも生きられる種族です。殺し合いも、その肉さえも食え、強姦や強盗、何でも出来るのが、何万年も前もの、秩序の無い時代の姿です。いや彼たちでさえ、本能が先に立ち、継続への愛が満たされていたはずです。
物質社会に侵され脳の発達した、ここ数千年来の人間は、本能以上に荒廃した道を行く事が出来ます。それをしてはならないと説いたのが、法典であり宗教の規範心であるのです。私は宗教のことは分かりかねますが、我が国のその規範心をつくってきたものは、神道や仏教や儒教や朱子学思想、ならびに是非はともかくとして封建制度といった、精神性の確立にあった武士道だったと確信しております。
時代は国際化し、封建制や男尊女卑など、現代にそぐわないものを差し引いてみても、自由・平等・博愛思想などを武士道に鑑みると、史上でも最高の精神文化であったのです。精神性の無い自由は、原始の時代に帰ろうとしているに過ぎず、現代でいえば規範を無くして金に走る姿に他なりません。先進国も含め宗教心あるすべての社会は、日本の荒廃の起因が目に見えるように分かっています。得てして私たちは宗教が無いから平和なんだとか、宗教が戦争を導くなどと慰めあっている、みにくい蝙蝠であるかもしれません。確かに宗教で戦争は起こっています。ただし歴史を見ましょう。近代では「お前たちに主教を与えてやろう」ということで始まったのです。それらは宗教というよりも彼らの無意識に眠る共通的な国益心です。
社会を構築する姿と、それらは別物と考えるべきなのです。外人に貴方の宗教は何かと聞かれ、無宗教と言うと、嫌悪感で見られます。あなたは、人間として構築されてないのですかという不信感です。キリスト教かイスラム教かという前に、もっとも嫌われるのが無宗教の実情であり、彼らは異宗教であっても、実はある部分で尊敬し合っています。私はその場合、武士道だと答えています。宗教ではないが、あなた方の神と同じように、私には「義」というものがあると言うと、納得してくれるのです。
武士道には節という言葉があります。ある侍は「節とは人間でいえば骨のようなものであり、骨がなければ、動くことも立つことさえもできない重要なもの」と申しております。節は竹などの節々を表し、きちんとわきまえられた侍の命であり、宗教で言えば規範心です。但し侍社会ではもっと厳しい命を賭けたものでした。礼儀礼節、節操、節義、侍が守った節の姿です。
私は残された時間、布教活動ならず、布道活動をしなくてはなりません。
リアルジャパンプロレスは、打ち上げに成功いたしました。第二ロケットは当初の計画どおり、大宇宙の真理に向かい、現代武士道を、全面的に軌道にのせる重要なステップです。
礼節を守りぬいた戦いを見せる、掣圏真陰流の層をさらに広げ、八人のトーメントとして、武士道儀式を強化します。
私自身、剣とともに洞窟に入り、精神の修行と、体を鍛えなおし、武士道とは何かをさらに見つめなおして、ベストの体調で十二月十六日を向かえる所存でございます。
ぜひとも大変身する、真日本プロレス(リアルジャパンプロレス)にご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
敬具
初代タイガーマスク
掣圏真陰流 創師
みなさん。真陰流はチェアーウォーカーWaWaWaに連載されはじめました。
お問い合わせは、03−5667−3862 WaWaWa編集部まで。
真陰流
佐山サトル
不動心は得ることができるか?
真陰流の大きな目的であり、答えはイエスである。
無意識から「振れ」の無い自分が出来上がる人格像である。
サムライの当時なら、禅などで養うものであった。
悟りをひらく等、色々深い境地であるが、戦いを強いられる武士の場合、まずは乱れない心を養うという最大の要因が含まれている。
私は催眠とは言いたくないが、禅や瞑想なども意識の変化も「変性意識」を利用するもであることは事実である。
現在、他者催眠の技術をほぼ取得している。最近はセラピーを頼まれることも少なくない。
自律神経やウツで逼迫した精神状態の人が、その場で治るのを見ると、こちらも嬉しくて、よけいにはまりこんでいく。自殺寸前の人も助けた。ウチの選手ではないが試合前の選手のセラピーもした。
しかし分裂症ぎみの人には効果が薄いと思われる。
その被催眠者の多くが私のことを、タイガーマスクだと知らない。
私は催眠用の違う名前の名刺をもち、〇〇先生と呼ばれているのだ。
名刺の肩書きで半分は催眠に入りやすくなる、被催眠者のためでもある。
新格闘技の現代精神論から武士道追求へと深まり、精神的なDNAを採取し、徹底的に心を解明しようと考えた。
精神分析学等に没頭し、催眠は最後の証明の実践と考えていたのだ。
被催眠者のあまりにも衝撃的な変化と、催眠後の快心身感にストレス等が吹っ飛んでいる姿に、催眠者の私でさえ驚いている。
あとはその人が望んでいる問題解決策の暗示を、無意識に残しておいてあげるだけだ。
「不動心」とは直観的にストレスの無い世界である。
催眠は意識と無意識との間にあるフィルターを取りのぞき、自我を無意識へ導くもので、自律神経が刺激されて手足が熱くなり、催眠に入るだけで精神的な葛藤は無くなる。
しかし私は治療のために催眠を取得しているのではない。何故かよく出来き過ぎてしまっているだけだ。
実は一昨年まで企業の研修などで、自己催眠をやらせていた。
はっきり言って、あのころの技術では、時間つぶしの精神統一にくらいしか考えていなかったが、今考えれば、タイミングのとりかたや、無意識へのワードを養っていたのである。本の上での理論は勉強していたが、ここまで理論通りであるとはと、とても驚いている。催眠状態で教育すると力も記憶力も数段に上がり、無意識に構築できるのだ。新武道(現代武士道)構築のために今までやってきた、精神分析学や神経心理学などの、理論が間違ってないか、あるいは、より何かを取得できるかのためであった。今では人の心のシステムが実践でよく理解できる。私の人生で催眠の取得は大変プラスになった。多くの科学者や宗教家のいう理論も当たっているのに、改めて感動するこの頃である。圏を掣す掣圏も、戦闘心理が読め、自己構築あるいは自己暗示ができるため、より進歩していくだろう。
戦闘心理学がメインであるはずの武道だが、他者催眠で行なうこともできる。その専門者に私はなろうとしているのかも知れない。しかし真陰流は基本として、顕在意識からの影響で無意識に「強さ」の構築を固める構成である。そのほうがより自己催眠で構築しやすく、正規の真陰流武士は、精神をコントロールできる者になれるのだ。
今後何が起こるか、真陰流の一挙手一投足に注目してもらいたい。
多くの人が武士道精神の復活を言う。
しかし実際に世間に対し、武士道とは何かを共鳴される世の中ではない。
ただ型だけをやってもマネごとで片付けられるてしまう。
サムライのDNAを拾い集め、現代に活かす真の「強さ」への構築方を「義」化し、「術」化して、強さを身につけるのが真陰流である。
精神科医の方々は、病状を解放するために「術」を使う。
私は元々の精神を「強さ」に構築するために勤しんで来たつもりである。それが真陰流の目的なのだ。その中に「歴史の真実」もある。歴史観が私を反対に自虐感に追い込んでいるという者もいて笑えるが、実際に仲間とも大いに笑っている。
と、同時に、本当の自虐史観に育てられてリベラル化し、いっぱしぶっている者が、いかに多いか危惧しなくてはならない。
またオレは右だよ。と言っているエセ者もよけいに悪かったりする。
実は史観や精神観が解らず、本当の志を持つものを止めたりする愚行をよくみるからだ。
自信がある分いっぱしぶって変化に対応できず、凝り固まってしまってる。
もはや真面目な者の右とは右と言わない。普通の国体主義である。
解らないのなら、いっぱしのフリをして偉そうに語らないで、黙ってろというところだ。
はっきり言って、十年後には開設されるであろう、日本CIA(仮名)の人々に軽蔑される彼らであろう。
アメリカのジョークにこういうのがある。「愛国心の無いCIA職員」これだけで笑えるのだ。前にも言ったように歴史の真実は、普遍的無意識の一角を構築するために必要不可欠なものなのである。
しかし歴史だけが「強さ」構築の手段ではない。ご存じのように真陰流はそんな浅いものではないのだ。しかし事実を知らないとは恐ろしいことで、そんなに歴史は重要ではないと言う、政治家もいるのがこの国の状況である。チャンネル桜の方々と談笑したりして、色々な情報を受けるが、本当に何とかしないとってところですよ。みなさん。
来月真陰流の基礎構成文がチェアウォーカーWaWaWaに掲載される。また大和撫子育成委員会は、紙のプロレスに掲載されているから見てください。今、この日本でどのような陰謀が張りめぐらされているか?無防備状態であることは間違いありませんね。その所をよーく理解しておくべきだ。平和ボケに飼いならされている人々様。皆さんに出来る防衛策は、特定の組織に踊らされたスリーS政策や、流行に誤魔化されないで、当たり前の国造りを見ることです。
今回体調は上々である。
真陰流とは
真陰流の「真」は陰の構築から生まれる真気(顕在意識)。
「陰」は自己に構築した雲気(潜在意識)を意味する。
「陰」の旁(つくり)は「今(こん)」と「云(うん)」とに従い。
「今(こん)」は「器」壺形に用いる「蓋(ふた)」の意。
「云(うん)」は雲気=ある霊的な力を象徴するもので、自己の器において「蓋(ふた)」にしまわれた「雲気」(潜在意識)のことである。
「流」とは「今」を継続する潮流の流れ「摂理」のことだ。
真陰流において「陰」の「今(こん)」とは大変重要な部分となる。
意識と無意識を通過するフィルターの役であり、製油所とエンジンが同時に働いているようなところである。「今(こん)」を構築することで、質の高いエンジンができるのだ。
情報(原油)を「今(こん)<信条>」で精製し、ガソリン(雲気)に変え、その燃料で質の高いエンジン「今(こん)<観念>」で行動世界(意識)に出す。
真陰流では催眠という言い方はしないが、「今(こん)<信条>」を構築する方法で「精神統一」という。「今(こん)」をニュートラルにすることも、「雲気」を素直に「強さ」に導くことも、この「精神統一」が導く。
催眠は自律神経をコントロールさせたり、無意識を退行させトラウマを導き出したりする、精神療法に使われるものだが、真陰流では「真の強さ」を目的とするものだ。
精神的な「振れ」「無」「響き」の作用はもちろん。
体力面でも例えば、20キロしか上がらない者が、一瞬で100キロを上げることも可能で、次第に意識上にその運動神経伝達は上がっていく。
スピードにしても然りである。
しかしそれらの体力や技術面は、私にとって小手先の事であり、壺の中にある普遍的な雲気を「義」に固めることこそ、すべての土台である。
質の高い製油所で、強い雲気を作り、質の良いエンジンで、強いジェットを噴射するのだ。
もし戦後、敵国による情報操作を、信じ込むだけではなく、このタマ抜きにされた社会を「正」だと思い込み、自由だ、平等だ、博愛だと言っている者、流されている者が、オレ達こそ、この社会の大人だと思っているとしたら悲劇である。
一神教のごとく毎週教会へ行き、信じるものを抱き、挨拶のしかたから、礼儀、礼節、モラル、困った人がいたら助けること、正義、愛国などが、普遍的無意識に強く構築されている者が、自由だ、平等だ、博愛だというのは分かる。
なぜなら前者は潮流への「弱さ」であり、後者は「強さ」であるからだ。
真陰流は将来、すべての格闘技を制すだろう。しかしそんなものは小手先の技術や試合場の精神でしかない。
我々の潮流を絶やすことなく、「今」を通過する継続の精神構築こそ、大義なのである。
男がタマ抜きなら、女はリベラルに守られた自由平等で、タマ抜き男に意見する教師となる。リベラル正義感を持つ者ほど、頭上がらずホイホイ言うことを聞くポチだ。我々は女性を構築する機関「大和撫子育成プログラム」を敢行する。「強い」女ではなく「真の強い」女性を構成するのだ。この「大和撫子育成プログラム」を学びたい人は是非申し入れてください。条件は綺麗な人に限ります。私は綺麗だけど心が弱いかもしれないとか、この馬鹿げたリベラル日本精神を真に変え、タマ抜け共を世界の精神にまで変えたいと思っている人。綺麗という条件は、綺麗な女性でないと世は変わらないという、あの中村カタブツ氏からの意見で、顔写真同封の上送ってください。第一回目は、紙プロやWaWaWaにても掲載されます。真陰流「精神統一」は内面からも綺麗に変えて行きます。綺麗な女性をさらに内面から綺麗にし、ミス・ユニバースにでも送ってしまおうと考えています。
試合前のオーバーマスク投げはもう出来ないかもしれない。
何と6.9では公然の全国ネットのカメラの前で強盗がでたのである。
さっと受け取った私のマスクを眺めているうちに、横からサッと取られ威圧されたそうだ。
これがアメリカや戦前の日本なら見ていた観客が総立ちになり、返せコールでもおこるか一悶着あるところだが、傍観しているだけで、後でネットで「ひどかった」なんてボケ傍観者ぶりを披露しているそうな。
さらにおもしろいのは、試合後さらに強いそれらしき人が何事か話し合い、奪い返して最初に受け取った青年に返してあげ「良い業界者もいるんだな」となっているそうだが、オイオイその人はあの会場に張っていた組暴の刑事さんだよ。逆らいもしようなら控えている50人が一斉に飛び掛かる。その愚か者は、もしかしたら同じ匂いのする人種と勘違いして、会場を安心して振る舞っていたのだろう。現在逮捕状をとることになり、懲役5年は行くだろう。まったく!
青年にはせっかく楽しみにしていた試合で、イヤーな気分で私の試合を見ていたに違いない。
大変申し訳ないことをしたと感じます。
申し出てくれれば何かTシャツでも直接差し上げますから来てください。
6.9旗揚げ戦、大変ありがとうございました。
長い道程でしょうが、プロレス復活復権のために、どんなことがあっても確実に乗り切らなくてはならない、使命をおびた船出がきました。重要だと考えていた第一試合の意志疎通が、この大会の成功を決めるカギととらえておりましたが、ラッセ選手も影虎選手も大変よくやってくれました。浅井閣下とも話し合い、閣下の十分な指導のもとに生まれた成果なのです。
メキシコで起こした肉離れは、練習までには不十分でしたが、専門の先生のおかげでなんとか試合に間に合い、大谷選手の気迫あるレスラー魂にも助けられ、意義ある試合が出来たと確信しております。人選に間違いはなかったとほっとしているところです。ああいう選手にどんどん伸びてほしいものですね。
また経緯は言えませんが、私のオーバーマスクは、無事最初にとった人のところへ戻りましたので安心してください。
一刻も早く、本来の国としての姿と、精神的復活はなされなくてはなりません。プロレスと武道のコラボレーションは、実は大きな目標に突き進む重要な物をかかえて船出しております。HP読者には解っていただけますね。
真日本(リアルジャパン)プロレス・真日本クラブをこれからもよろしくお願いします。
六月九日の挨拶文
導き無き空洞化を経て、新しい日本を唱え、あまりにも物質主義に走ってしまった我々。導きとは文化という普遍的規範を備えた核です。私達は真の日本を目指すべく、プロレスの世界に文化を構築するため、退化したDNAを広い上げ、一から真のプロレス文化を復活させようとするものです。リアルジャパンでは子供達からその文化を育てるため、定期戦以外にも彼らを優遇した試合を開催して行きたいと思います。
また真陰流は精神を徹底的に追求した、佐山集大成の武道です。礼儀、礼節を義に取り込み、義を興すための伝道的導きをかける、日本屈指の精神復活核弾頭であるのです。六月九日はいよいよ、プロレスと精神のコラボレーションによって、文化を復活させるスタート日です。
午後いつもように藤原道場に行き、道場で飼っている猫「チャッピー」にケーキを少しずつあげ、リラックスして練習に入る。
この猫は非常に慣れている犬みたいな猫だ。前田君には可愛がられているが、いつも道場主の虐待に耐えていた。
そんな中、私が来るとニャンと寄って来る。
あまりにも可愛いので、ケーキを餌に犬みたいに訓練をつませていた。
練習後シャワーを浴び、錦糸町の遠藤ジムでウエイトトレーニングする。
私は九州巡業で体調をこわしていたが、すっかり回復し、いつもの形態に戻っていた。
六月の対戦も決まり本腰を上げる時が来たようだ。
その前にメキシコ遠征が控えている。
真陰理論も順調だ。
無意識の構成から、集中力という意志の結晶を生み出すのが真陰流の極意である。
無意識が「陰」を意味することは、もう読者にはおわかりであろう。
「陰」は「義」を構成し、意志につなげる。
意志はその行動のシステムにおいて、集中を意識上へ現す。
真陰流の理論に対して、難しくてよく解らないという方が、ほとんどなのは分かっている。
まだ最終実験に突き進む状況であり、誰にでも解りやすくという段階ではないからだ。しかし理論は実験と共にしっかり固まっている。
今は無意識システム構成の最終段階であるので、ご容赦ねがいたい。
もちろん私と話す機会があればご説明するし、興味を持つ人や心理学を学んだ方などは、共鳴をいただいている。
なぜ万全を期すかというと、真の武士道というのは、それだけ日本を代表させる完全なものでなければならないからである。
私は武士道を伝統的に復活させようとするものではない。そのDNAを集め、現代の最新理論と共に復活させるのだ。
おそらく日本復活を望まない、スリーエス等で支配している所辺りからの、妨害は中途半端なものではないだろう。
それが何かを知らされていない、この国の現状は現在悲劇的なものである。
インターネット等でこの現状をわかっていて、頑張ってくれている人達には、私が何を言いたいか理解してくれますね。援軍は必ず来ます。
真陰はそれらに対し、ぐうの根も出ない理論と実践で、真の日本を復活させたいのです。
最終段階と考えているのは催眠である。催眠は意識と無意識の理論を顕著に実践してくれるからだ。真陰流にとっての最終チェックである。催眠を使って「強さ」を構築しようなどとは考えてない。精神システムの解明と真陰理論の確立のためである。
ただし真陰流の行なう精神統一は、自己催眠といって良いものだ。
サムライの時代なら禅がこれにあたるものだろう。
テレビ番組などで、催眠がインチキだというのを見たが、なぜそんなことを言うのか、私には意味が解らない。確かにタレント等はかかったふりをして、調子を合わせる傾向はあるが、誘導によって深く入っている彼らは、その時は無意識に支配されている。
最後に「催眠をかけられたことは全て忘れている」と入れて催眠を解いた場合は、半永久的に何も覚えてないが、普通の場合は意識が催眠を覚えていて、不思議な感覚に纏わされるのだ。そのことは忘れ、第三者に「あれはウソでしょ」と言われれば「そういえば」というふうになるのかもしれない。
催眠が誘導段階で浅い場合はそんな状況にもなる。しかしそれも催眠に入った段階なのだ。タレントで調子のよい者もいれば、深く入った者もいたというところだろう。いずれにせよ、武士道の伝統を残されたわずかな精神的DNAから分析し、真の強さを科学によって構成させ、かつ日本復活のための桁外れなものを、完成させるのが真陰流だ。オカルトまがいや宗教でもないことは、私と接し心理学などを経験しておられる方々は、よく解ってくれている。
私にとっては最高の自信作である。これが私の言う現代の「武士道精神」であり、先人が残してくれた偉大なる結晶を導き出すものである。
あとは実戦場である道場の確保である。それに向けても頑張りたい。
ついに紙プロの秘密をいただいた!
以前書いた編集長の秘密である、本物の石を取るのに成功したのだ。
リアルジャパン(真日本)では、真の日本復活活動の一貫として、探偵活動をも行なう計画である。そのため今、代表者が免許取得のために学校へ通っているのだが、勉強を兼ねここ一ヵ月間編集長を尾行し、スキがでるタイミングを狙っていた。
最近の「紙のプロレス」は売り上げが延びに延びているが、編集長にはある悩みがあり、会社にあまり来ていなかった。新しいの社員の顔も知らない状況であった。しかも出社時は日本車だが、帰りはある場所からベンツに乗り換えるという技を使っていることを、我々はつかんでいた。何かのトラブルを抱えているようだが、我々の目的は例の石である。尾行するだけではない。隠し場所を探らなくてはならない。
ある日、私が催眠をかけた催眠エージェントから連絡が入った。催眠エージェントとは催眠をかけ、こちらの合図で知らぬ間に言うことをきかせている者だ。
「ターゲットがポイントHFLに入りました」
実はいつも編集長が使う例のサロンに、催眠エージェントを潜入させていたのである。
「怪鳥さまいらっしゃいませ。どうですか粘着具合は?」「君、初めての人だね。どこかで見た顔だけど・・」
「先週本店の方からこちらへ移動してきました、佐藤と申します」
「へえ、でも僕の頭は特別だよ」
「はい存じております。どうぞこちらへ怪鳥」
少し違和感を覚えても、店員は催眠エージェントである。堂々と店員をこなしていた。
エージェントが気付いたのは後頭部の上部にあるしこりであった。
ついに石の場所を見付けたと思ったが邪魔が入った。
カタブツ氏が現れたのだ。
「あ!斎野。おまえ何やってんだ」
「え?私は佐藤ですけど」
「怪鳥!こいつはウチのカメラやってるヤツですよ。きっと佐山さんに催眠かけられてるんです!」
「え!」
編集長はガバっと起き上がったが、そのスキをついて、もうひとり潜入させておいたエージェント、コードネーム「Hプラス」が「ウワー!」という気合いとも悲鳴ともとれる声を張り上げ、編集長の後頭部めがけ掴みかかった。
みごとに石ははじき出されたが、Hプラスの手にはなく空中をさまよっていた。
全員が落ちた石めがけて突進した。
無常にも誰かの手に押され部屋の外へと転がっていった。
その時歴史は動いた。
私は藤原道場で飼っている猫チャッピーを仕込んでおいたのだ。
いつも道場主にゴルフボールをぶつけられ虐待を受けていたが、私がケーキで釣っていた猫だ。
全員に追われながらも石をくわえて逃げ出すチャッピー。途中編集長が転んだが、編集長と石、どちらを取るかといえば、絶対に石を選ぶカタブツ氏は、編集長の頭をふんづけて追いかけていった。
風と共に去るチャッピー。
私は表でその石をチャッピーから渡された。
何と猫の形をしている黄色い透明の石だが、分析の結果琥珀であることが判った。
琥珀は古来から幸運の石とされている。この石に秘められた謎は、編集長が一番よく知っているようだ。何かそのへんに悩みがあるようだったのである。
続きは次回へ。
催眠術により無意識下へ入って行く過程と、行動へ移行する精神の流れのシステムは大変勉強になる。武道に対する私の理論が、絶対であると確信するためには、神経伝達の様子を把握すれば十分であった。
真陰の「陰」の意味は無意識のことである。
精神科医が使う無意識と同じであるが、武道として「強さ」を求めるために「陰」を引用した。
陰という字の上の「今」の部分が壺などの蓋の意味を言い、下の「云」の意味が雲気などの魂を意味する。ようするに壺の中で魂が振れたりブレたりするのを、蓋がその状態を表に表さないということであり、心の状態を不動のものにする意味なのである。
私が武道に求めている真の「強さ」を言い表わすのに、これほど当てはまるものはない。
無意識が精神科医が利用する手法なら、武道として使う無意識は、魂の葛藤を指す「陰」の表現となる。
壺が不動の状態であるならば「強さ」となり、ブレが表に出るようであれば「弱さ」となるのだ。
五感は意識の中にあり、催眠はその五感から入っていく。この時、自我は次第に無意識下に導かれ、外界の行動へと神経が伝達される。私が注目しているのは、実際に催眠がかかり行動をさせることではなく、人の神経構築から伝達へと動く縮図を見れることだ。
無意識の構築は「義」である。義は普遍的無意識との連動によってより強く発せられる。真陰流でいう派形「振」のことだ。
揺るぎない意志と不動の精神を構築するのが、真陰流武士道の正体であるともいえる。
我々の先人が伝え伝承してきた武士道精神の真の姿である。
反対にこの精神を腑抜けにするにはどうすれば良いだろう。
普遍的精神の大きな一つ「歴史」を改竄し、人々に「退派」を植え付ける。戦勝国が行なう当然の作戦だ。戦後何が行なわれたか、歴史の真実を見つめていたのは、昭和二十年十二月八日より、全日本の新聞の一面に十日間にわたって掲載させられた「太平洋戦争史」
十二月九日より始まった「真相はかうだ」「真相箱」「続真相箱」のラジオ番組。
極東軍事裁判。
戦後歴史愚教育。
捏造写真真相。反対写真真相
大航海時代。アジア植民地時代。日清戦争。義和団事件。日露戦争。人種差別問題。尼港事件。通州事件。済南事件。満州問題。支那事変。大東亜戦争。戦後政策。我々が必修しなくてはならない、真の普遍的無意識への構築である。
それにしても、愚コメンテーターの暴走トークと、それを利用するプロデューサー共の意図。
戦前メディア規制統制されていたというが、こんな馬鹿共がいるようじゃあしょうがないよね。
どうせ今、戦後催眠にかけられ、知ったように意見する近所のご意見番は、ろくなことをしゃべってないだろう。
「日本軍は悪かったけどな」なんて言いながら・・・。もう我々が動くしかない。全てを把握している普遍的価値観を持つ日本人が多い中、こんな井戸端意見を語る者もいなくなるだろう。
真日本プロレスはリアルジャパンプロレスと呼ぶが、そのまま読む「真日本クラブ」を創設することにした。これはチャンネル桜でも話したことであるが、絶対に実行したい。右翼でも左翼でもない。真の日本のクラブである。事務員募集します。真日派まとまりましょう!
リアルジャパンプロレス(真日本プロレス)・真日本クラブ・掣圏真陰流。佐山タイガー真の発進、三本の矢です。日本再生!日本復活!日本民度向上!
いよいよ「紙のプロレス」が天壌無窮の本拠地を取材したいというオファーが来た。
我々の部隊がずらりと居並ぶ中、果たして恐怖感を克服して取材ができるか、大変楽しみである。恐怖におののく姿フフフ楽しみ!
プロレスに復活し? 武道を造り? 天壌無窮?
読者の皆さんにも解りにくかった私の動き。
革命的な新団体「真日本プロレス」の名前を発表し、真陰流の全容が表れ、天壌無窮が思想展開した時、はっきりと一本の道が見えて来ます。私達の新団体にライバル?そんなものはありません。上下の問題ではなく次元が違いすぎます。
いつも私が言う大義が何かを見つめていただければ、一目瞭然でしょう。
プロパガンダ・実戦(精神)・思想、三方向の筋は、ひとつの道に突き進み、実は一体化することが私の本当の計画でした。解っていただける方には、もう察しはついておられると思いますが、名前が発表され、真陰流が表に出て、天壌無窮が活動し、テレビ放映がされた時、ある目線で見ている人達は引っ繰り返るかもしれません。
新団体は六月の旗揚戦からテレビ放映が始まります。
ここから言うセリフはいつもの通りです。
「真の自立を目指しましょう」
ひとつの矢では折れてしまいますが、三つ束になると折れにくくなります。
六月からはガンガンと行きたいと思います。
そんな中、真陰流は最終段階を向かえようとしています。誰もがこの大きさに気付いていない今こそ、この国が真の主権国家として飛び立つ絶好の機会ととらえています。
私個人をいうよりも、国家再建の礎としのて真陰です。
どちらが素晴らしいではなく、過去私が造った物とは天文学的に異なるものです。
真陰は今催眠術の研究段階まで来ました。催眠をかけることで精神を強くしようとしているのではありません。「強さ」のメカニズムを設計どおり当てはめる、確信を取るためなのです。私も催眠をかけることが出来るようになりましたが、あくまでも私が注目するのは、催眠に入る意志決定の動向の姿です。理論上分かっていても、その実態を把握することで、より明確になったのは事実です。精神分析学に注目し、神経細胞学まで探険を進み「強さ」の精神メカニズムを把握しても、その最高の精神性を造る手段を見出ださなくては研究で終わってしまいます。
真陰はそんな柔なものではありません。
インターネット等で真剣に憂えいてる方々には、もうお分りでしょうが、はっきり言ってこの国のスリーSは牛耳られています。私が撃ち放つ三つの矢は逆スリーSなのです。国家的な催眠を溶き、カンフル剤たる精神DNAを注入し、当たり前の国家になるための、大プロジェクトたる武士道なのです。歴史から武士道を語るだけではなく、21世紀に新たなる最高精神機関「武士道」を造り上げるのです。
反日の方々あるいは周辺諸国は、イヤな予感がするかも知れないでしょうが、真の日本を再建し、史上最強の精神文化を復活するための武士道です。決して全体主義をめざすとかいうものではありません。右翼とか左翼とかう言うのもやめましょう。
21世紀型純武士道とでもいうものでしょうか。コスモポリタズムには反するかもしれませんが、互いに尊重し合う国家間であるための、私達自国の真の姿を取り戻すのです。我が日本は腑抜けが生き残ったのではありません。
臥薪嘗胆 負けた国が真の再生を期す機会まで耐えていた六十年としましょう。
今回みちプロの九州・三重遠征から帰って来て、東京の花粉攻撃をまともに受け、憂欝な嫌悪感をともなうイヤな予感がしていた、その時、カタブツ氏から緊急の電話が入った。
「突然なんですが取材お願いします」
「今度は何?どうせまた勝手に合成写真使って、ストーリー書いとくんだろう」
「それがダメなんですよ。前号の自転車のヤツ、編集長が佐山さんのHP見たみたいで、調べられたんですよ」
「ついにバレたの?」
「バレたどころじゃないですよ。『そんな便利なものあるんだったらオレにもやらせろ』ということになって、独占しちゃってるんですよ」
カタブツ氏得意のフォトショップが使えない状態だというのだ。
「何に使うの編集長?」
「今、秘密にしてる本物の石のおかげで、紙プロは売り上げ絶好調なんです。編集長、今度は違うキャラになって、紙プロの部数をさらに伸ばそうとしてるんですよ」
「違うキャラ?」
「実は今度、ウチの会社『紙ビル』という10階建てのビルを建てるんです。必死ですよ編集長」
ビックリした。ちょっと前までテント生活をしていたのに、自分が出演コマーシャルした、石のおかげで売り上げを伸ばし、今度はビルまで建てるという。
それも本物の石を手に入れてからだというのだ。
いつも大事に身につけているそうだが、誰にもその場所がわからないらしい。
前回このHPを見てくれている、想像たくましい読者の皆さんにおいては、一番怪しい所をなんとなく感じるだろうが、ぜひ今度ひっぱってもらいたい。
試合場、取材中、紙プロの社内、チャンスがあればどこでも良い。
貴方も幸運に恵まれる石が手に入るかもしれない。
あなたの勇気が身を助けます。
それはそうと今回の取材は、あの日露戦争で活躍した戦艦三笠でということだった。
フォトショップが使えないから、本当に来てくれというのだ。
「佐山さんお願いです。写真撮影だけですから、あとはやっておきますので・・・」
ということで、1時に現地で待ち合わせとなり、横須賀まで出掛けて行った。
三笠公園に来てみると、助手が一人熱心に仕事をしていた。カタブツ氏の姿は見えない。
「オーイ!そんな頑張らなくていいよ。適当にやってサッと帰ればいいんだから」
声の聞こえる方を見てみると、休憩室の長椅子に面倒臭そうに寝そべっている、カタブツ氏を見つけた。花粉用のマスクとサングラスをして、変装をしている私には気付いていない。
「カタブツさん。ちょっとは手伝ってくださいよ」
助手が叫ぶ。
「いいんだよ。経費さえ稼げばいいんだから、何か買ったら領収書だけ白紙でもらうんだぞ!」
「あ、そうだ。実際に佐山さんにサインしてもらわないといけないから、そのへんのごみ箱から読者プレゼント用の何か拾ってこいよ。写真だけでいいんだからな」
「いいんですか?そんなことして」
「おまえはまだ解ってないなあ、紙プロはこれで伸びてきたんだぞ」
「さっきから探してますけど、カレーの箱しかありませんよ」
「いいよそれで、あと佐山さんが何か買うだろうからスキがあったら盗めよ」
好きな事をしゃべっている。
「お疲れ様!」
わざと大きな声でカタブツ氏に挨拶すると、ようやく解ったようで、慌てて立ち上がった。
「ど、どうしたんですかその格好?花粉症ですか」
「そうだよ。今来たら声がしたんでね」
「今ですか」
「ん」
「お疲れ様です。今日は紙プロの命運が懸かった取材ですから、よろしくお願いします」
わざとらしいカタブツ氏だが、ここは騙されたふりをして、さっさと取材をすまし、何も取られないよう注意をして帰ろうと思った。
戦艦三笠は雄大である。皆さんも是非足を運んでみてください。
船内には資料室もあり、貴重な時間を過ごせる。いや過ごせるはずであった。
取材という名目の撮影は、凄いスピードで行なわれた。 ここを撮ったら、すぐまた次という具合に、約10分で終わってしまった。
「佐山さんお土産屋行きましょう」
カタブツ氏は私に何かを買わせようとして、必死なのがありありである。売店には当時、東郷元帥が必勝を期して掲げた四色のZ旗があったので、つい買ってしまった。
「ウワー格好いいですね。ど、どうですか、ここら辺に佐山さんのサインをしてみたら」
いつのまにかマジックを用意して、最高の笑みを浮かべた気持ち悪いカタブツ氏が立っていた。
帰りは紙プロが用意したベンツのハイヤーで帰った。
「ところで編集長の新しいキャラって何なの?」
「ああ、それは鳥ですよ」
「鳥?」
「ああ見えても編集長は関取になりたかったんですよ」
「相撲の?」
「そうです。知り合った時、その話で一晩中飲み明かしたことがるんです。編集長泣いてましたよ」
「挫折か何かあったの?」
「ええ・・・『髷が結えなくなる』って言ってね」
「プッ!」
「私、言ってあげたんです。関取は飛べないけど、鳥は空を飛べるじゃないですかってね」
「何が関係あるの?」
「さあ、私にも解らないんですけど、普段オオカミのような目をしているのに、その時は少女漫画の主人公みたいな目になって『カタブツ!』って大泣きしたんです」
なにかさっぱり意味が解らないが、カタブツ氏もしみじと語るので、笑わないでおいた。
「ああ見えても純粋なところあるんですよ編集長」
この男にもデリカシーがあるのかと感じた。
「あの人は爬虫類を見るようで、何を考えているか解らない所があるんですが、その時は給料が上がるぞと思い、つい言ってしまったんですよ『編集長、鳥になればいいじゃないですか』ってね」
この二人は理解できない。
「それから編集長、関取より大きなスケールの怪物のような鳥を心に抱き、自分のこと『怪鳥』と呼ばせてるんですよ会社では」
色々な話をしながら家に着き、カバンを開けたらZ旗が抜き取られていた。
あのカレーとZ旗は何に使うのだろう。
現在6月に向け、着々と進行中。
何が私の真意かって?
武道通信に書いてしまった。
何やら桜木が注目されだしているが、我々は絶対に世情のスリーエスに甘んじることはない。
大義を真とし、礼儀礼節、武侠と武教の道を、だた進むだけである。
それが解っている男だけに、皆さんも理解してほしい。
6月の新団体名は、ほぼ決まっている。皆さんからも色々なアイデアを頂戴しましたが、ヒントは、私が、皆さんが、大切にするものです。
4月頃発表となるでしょう。K1やプライドと真っ向から対峙する名前です。
秋田の小松さん「大日本帝国プロレス」はちょっと・・
北海道の平井さん「お行儀プロレス」もちょっと・
あの中村カタブツ氏にいたっては、
「佐山さん。マロ寝ないで考えましたよ」
「何て言う名前?」
「いいですか!・・・『カミのプロレス!』・・どう凄いでしょう」
「何で?お宅と同じ名前じゃない」
「字をカタカナにして、神様のカミをそのまま言わないで表現するんですよ。凄いですよ神様のプロレスなんて」
その時いっしょに来ていた記者が、ハットした顔をしたのを私は見逃さなかった。
カタブツ氏が席を外した時に即聞いてみた。
「何かあるだろ」
「はい、実は昨日カタブツさんが電話するの聞いてたんです。最近いつも編集長といっしょに決まった時間にでかけ、一時間ぐらいして帰ってくるんですよ」
「その日も同じだったんですが、帰って来たとたんカタブツさんが何か閃いたようで、いきなり電話しだしたんです」
「モシモシ、中村カタブツです。先程はどうも」
「実はあるプロレスの新組織が名前考えてるんですが、その事で、お宅の宣伝に関する名前をつけようと思いましてね。これが決まれば、お宅にとっては大宣伝ですよ。ウチとお宅がコラボレートしたスーパーマーケティングの誕生です」
「つきましては絶対に決めて来ますから、手数料というのを頂ければと思うんですが・・・」
「え、その名前ですか?」
「そこからヒソヒソ話になって聞こえなくなったんです。しかし最後に嬉しそうにしゃべったんですよ」
「いつもやってもらっているお宅の新製品だって、くっついたら抜けないでしょ」
「この前なんか雪が積もった日。横歩いてたお婆さんが、すべって引っ繰り返って、その瞬間マロの髪つかんだんですよ」
「もうこの世の終わりかなと思ったんですが、ぜんぜんはがれなくて、お婆さんにも感謝されましたよ」
「強さですよ強さ。イメージぴったりでしょ」
「これで、編集長とカタブツさんが昼間抜け出してどこに行っているのか、みんな解ったんです」
「まさか佐山さんに内緒で、しかも重要なことですよね」
「じゃあカミっていうのは・・」
「ソウナンデス」
先日の紙プロの取材には驚かされた。
何せあのカタブツ氏がベンツであらわれたのだ。
出てきた格好が、白い上下のスーツに黒いワイシャツ姿で衿を出している。30年前に流行った姿だ。よく見ると、ヒールが7センチはある白いブーツを履いていた。
私が足元を凝視していることに気付くと。
「あ、この靴いいでしょう。シャネルに特別に造らせたんですよ。これでも5センチのシークレットブーツなんですから」
「え!まだ中に5センチ入ってんの」
「変なこと思わないでくださいよ。背を高く見せることではないですからね。あくまでもファッションなんですから」
どういうファッションだか知らないが、とにかく派手な格好で、いつもの氏らしくなく、胸を張って堂々と、かつ、足だけは歩きにくいのか、つまずきながら打ち合せの喫茶店に入って行く。
先日まで真冬でもバミューダパンツに、サンダルだった氏とは思えない変わり様であった。
席に着いて無造作に内ポケットに手を伸ばすと、
「オイ!火」
同行して来た記者にライターを求め、葉巻を取り出した。
長さが20センチはあろうかという代物である。
「やっぱりキューバ産のヤツはおいしいですねえ。フー」
「すみません、お客さん。ここ禁煙なんです」いきなりウエイトレスに注意された。
「あ、そう」バツの悪そうな顔になり、スゴスゴと葉巻の火を消し、一瞬いつものカタブツ氏の態度に戻った。
「まあ、ところで、今日は用意してきた自転車に乗ってもらいたいんです」
「自転車?」
いつものように5分くらいの雑談をして、外で撮影をすることになった。
カタブツ氏の取材はいつも解らない。
同行の記者がベンツのトランクから、ママチャリを出して来た。
氏が何やらアングルの計算をしている。
「佐山さん。ちょっとここで乗ってくれます」
何枚か自転車に乗っている写真を撮り、
「あ、ちょっとここに腰掛けてくれます」
次はオープンカフェの椅子をかってに外に出し、座った写真を撮った。
喫茶店の中に戻り、今度はまったく違う話をしだす。
紙プロの売り上げが凄くなったというのだ。一時は編集長がホームレスまでやり、偽物の石まで売り始めたのだが、今や飛ぶ鳥を落とす勢いだというのである。
「今度、自社ビルになったんですよ」
「え?こんな短期間で、何があったの」
「秘密ですよ。ヒミツ・・。本物が現れたんですよ」
うれしそうに、しかも自信を持った余裕の顔つきで答え、それ以上は口をつぐんだままだった。
いつものCG写真の取材がうまくいっているのであろうかと、ふと考えるのだが、それだけで急激に伸びるはずはない。いったい紙プロに何があったのだろうか。
「マロは今日の取材を造らなくてはならないので帰ります。写真はいつものように合成しておきますから期待しててくださいね。じゃあ」
「あ、HPに書かないでくださいよ!」
上機嫌で一人ベンツに乗って帰ってしまった。
あっけにとられた時間だったが、記者が残っていたので聞いてみた。
「何があったの紙プロ?本当に売り上げ凄くなったの?」
「そうなんですよ、ここのところいきなり部数が上がって、今、トップなんですよ。何があったか私達も全然解らないんです」
編集長もカタブツさんも、最高のカツラ着けてるんですから。
「今日の取材は何?」
「紙プロのうるるんですよ」
「何でも、佐山さんがトレーニングのために自転車に乗っているけど、それが電動自転車だった。ってやるつもりらしいですよ」
「え!」
「場所は銀座の歩行者天国で、銀座の近くに警察博物館ってあるでしょう。そこで取材して、自転車でやって来たとにするらしいですよ」
「へえ。ところで本物が現われたとか言っていたけど何?」
「編集部でも話題になってるんですけど、上層部の秘密なんですよ」
「編集長、雑誌の変なコマーシャルに出てから、ずうっと本物を追い求めてたらしいことだけは、解ってるんですけどね」
ますます解らなくなって来た。
武士道を極める。
陰の追求はどこまで続くのか、計り知れない深さの、今がどのあたりにいるのかは永遠につかめない。宇宙の果てを目指す宇宙船が、目的に向かって果てしなく進むように、確実な目標をもって、かつ、できるかぎりの収集能力を生かしながら進む姿。それが今の私である。
しかし宇宙の論理は見えてきた。
悪いクセ?であるかもしれないが、私は立てこもる性格をしている。
追求だけがライフワークになっていく。
その「時」は自分でもよく解っていて、プロレスラー、タイガーマスクとして、体が動くうちに、極力体を動かすことをしている。
天壌無窮という書斎に立てこもり、本とメモとコンピュータで徹底追求の生活。甘いものは押さえず、その分、炭水化物を押さえ、時間がくれば走り、ジムワークをこなす日々。理想は統一した武士道の道場を造り、完全な姿として発進することだ。
今の私にとって最大の集中は「陰流」の構築である。
「掣圏」が格闘の理論なら、「真陰」は精神論である。
来る日も来る日も脳裏に浮かび上がってきてしまう武教精神の世界。
なぜ武士道を追求するのか?、なぜ現代の科学、精神分析や、神経心理学へ通じるのか?
強さの扉を開けると、その真実は精神の方へ入って行くからである。
これは決して形而上の世界ではない。実は我が国の武士道は定義化されていない。
明治時代に富国強兵のため、国論を一致させ国家武士道態勢を確立し、それまで各藩でバラバラであった武士の規範をまとめ、国家神道への道を突き進んだ日本。
当時の危機的な状況から国を守る策が、アジア全体を解放していく基盤になるとは、先人たちの偉大さに感服する次第である。
そこには定義化されてはないが、武士の伝統が造り出した、史上最高の精神があったからほかならない。
精神とは正義に振れ、弱さにブレる。
まず自由主義者よろしく、正義を語ることのない者が強さを持つ事はあり得ない。
では戦後社会政策よろしく、正義を語ることの無い事が平和なのか?そうではない。
確かに正義とはその人にとって正しいことである。
多くの人が悪であろうと、その人にとって善ならば、それはその人の正義となる。
私が言う「義」とは、世情の正義のことではない。
「道」に導く心の掟のことなのだ。
武士道とはサムライのイメージで、剣の世界であるかのように聞こえるが、私にとっての武士道とは、あくまでも「道」という精神世界のことなのである。
武士道で言う「道」とはただ一つ。国を堅持させるための大義である。
当時なら藩や家である。
封建制の中で「武」を規律正した「武士道」の世界。
サムライによって規範が構築され、一般の民まで浸透していった。
現代は民主主義の時代である。自由・平等・博愛が唄われる世界である。
法律も施行された世界。
しかし、道に倒れた人を第何十何条で救いなさい。肩が触れたら「失礼」と言いなさい。という事はない。これは自己の良心が行なう姿であり、宗教心等で無意識下に構築された「善」の表れなのだ。
この基礎的な小さな一歩が、我々の人格を造り出して行く。欧米人が自由・平等・博愛をうったえながらも、正義心やマナーが強いのは、全て宗教のせいである。
戦前が悪かったと押しつけられ、その規範精神まで嫌悪化させた愚政策が、この国を彼ら欧米に逆転された精神世界の現代日本なのである。
かつて礼儀正しく勤勉だったのは私達の国の方であった。
恥ずかしながら自分たちの歴史も知らず、単に自由を押しつけられ愚民化する日本。
教育と教義は違うのだ。世界へ出て差別が凄いのは、海外で住んだ者であるなら解るだろう。
今や良心的な彼らが差別するのは肌の色ではない。各人種の教義性の問題である。
武士道精神が振りわたっていた、かつての日本人の教義性は尊敬に値していたのだ。
教義性のなくなった人種こそ、民度の低い差別の対象とならざるを得ないものなのだ。
平和のポピュラリズムが先行し、教義の前にうったえる愚者共。
なぜこの事が解らないのであろうか!
しかも黄色人種である。かつて白人と変わらない教義性を証明し、世界の差別主義を解いて行った民である。
礼儀を知らない馬鹿者の街での横行。恥ずかしいかぎりである。
ちょっと脅せば・・いやいや注意すれば、おじ気づきまくる姿。奴らはサムライではない。
もしの歴史で言えば、江戸時代、外国に破れ、戦後政策によって、自由を言い渡されたことも解らず、勘違いした馬鹿が、何でも自由なんだ。と教義も無くし愚民化する姿。
国力を回復するとき、そんな奴はサムライが切り捨てなくてはならない、みかん箱の一部の腐ったみかんの存在に過ぎない。
今、それを行なっているのが、中村カタブツ氏である。
先日、
「みかん狩りをやって来ました」と言われたので、
「え、こんな時期にどこで?」と言ったら、
「渋谷ですよ」という。
「マロのコークスクリューキックで、五つもみかんを潰して来ましたよ。フフフ」
不敵そうな笑いが、カタブツ氏に不釣り合いであるから、なお不気味であった。
氏は格闘技の達人ではあるが、最近は精神世界に没頭しているという。
「先日、滝に打たれて来たんですよ。しかし、ちょっとやり過ぎちゃって・・・見てくださいよ」帽子をとった頭が赤くなっていた。
おかしいと思い、カタブツ氏が電話で席を外した時、いっしょに来ていた紙プロの記者に聞いたところ、
「あれ、実は失敗したんですよ」と言う。
「コマーシャルであるでしょう。ひっぱっても取れないヤツ。自分でアロンアルファ買って来て…」
カタブツ氏が帰って来た。
すべて悟った私は笑いを押さえることができなかった。
感の鋭い氏である。
「おまえ、佐山さんに何か言わなかった?」
「…」俯いて赤くなる記者。
「おまえなあ、佐山さんはHPで本当の事を書いちゃうんだから!」
「…」なお俯く記者。
「佐山さん。これは書かないでくださいよ!」
笑いを押さえられない私。
「あ、書くな」
カタブツ氏の感は、絶対書かれると読んだのである。そして言い訳がはじまった。
「あれ配合なんですよ。編集長が教えてくれたの間違えて、アロンアルファ3に対してのり7のところ、逆にしちゃったんですよ」
「え!編集長もそうなの?」
「あ!…イヤイヤ何かの本に載ってたのを、ボクのために教えてくれたんですよ…」
どちらとも取れる氏の態度。機会があったら誰か編集長の髪をひっぱってもらいたい。
「最近、紙プロ景気いいんですよ。マロの給料2ストーン増えたんですから、もし編集長がカツラだったら、ちゃんとしたの買いますよ」
「何、まだ石の配給なの?」
「そうですよ。でも編集長、他社の石を持ってから、本当に良くなったんです」
「何それ?」
「言えませんけど、動物を型どった石なんですけどね。今度もらっときますよ」
「それで実は私も結婚できたし、給料もアップ、仕事も増えてるんですよ」
「へえ、編集長はどこで手に入れたの?」
それだけは勘弁してくれという。真相は次回にとっておこう。もう眠たい。
今、最後の練習が終わった。夜のランニングとダッシュである。今回は当然ながら、ここのところ20年以上、記憶に無い最高の出来となった。この最後の練習とは、27日のためだけのものではない。プロレス自体の復活のために、周到なる計画で完成された、初代タイガーマスクの完全復活用プログラムだったのである。今年一年間にかけるために、約半年前から積み上げてきた超運動能力という、重要なテーマだったのだ。
私ひとりが努力した結果ではない。多くの友人や先生たちに支えられてここまで来られた。
反対に外部に対しては「歳ですから、適当に練習やってますよ」という言葉をかけ、この私のインフォメーションプログラムに、いまのところ喜んで引っ掛ってくれている。余裕があるうちは、わざとケーキを食べてみたり、電話だけでは「太っちゃってダメだよ」とか適当なことを言っていた。
いいかげんに危機的状況にあることすら自覚できず、つぶすことしか知らない業界で、自滅に付き合うことはできないもんね。何度も言いますが、私ひとりの問題ではありません。必ずプロレス界に夢を奪い返してみせます。
復活タイガーマスク
失地回復宣言
トレーニングに集中していましたので、なかなかHPが書けませんでした。
本格的なプロレスの失地回復レコンキスタのために、今回は基礎的な面を見なおそうと、ウエイトトレーニングからボディーウエイトトレーニングへと本格的に入り、すべてがまとまった結果が1.27となります。
基本的な筋力を復活させ、スピードとキレを重視し、ウエイトは集中して落としていく。その過程で私で太っていると思われた方もいるでしょうが、恐ろしく大きな誤解です。50センチにも達しようとしていた私の上腕を見て、上半身の大きさが目立ち、ウエイトをコントロールしてない時期だったので、その過程が誤解を受けたに過ぎません。私はタイガーマスクです。何がその姿か心得ています。本年は一昨年、おかしいと感じた事を、一から見据えて来たつもりです。
1.27は奇跡を信じて、夢を信じて復活を目にしてください。
尚、アレクを指名させていただいたのは、プロレス自体の復活のためです。私達が行なっていたプロレスと現在は、スタイルもコンセプトもまったく違います。昭和のプロレスと、平成のプロレスと称されるそうですが、そんな問題ではすまされません。はっきり言ってアレクとなら、そのキーポイントとなる試合が出来そうな気がするのです。タイガーマスクを意識せず、本格的なプロレスを見ていただくための、サミー・リーの試合なのです。
イギリスでは大変な話題になるでしょうが、日本でプロレスを復活させるための大きな意義ある手段なのです。皆さん!心をこめて試合に集中してください。
天壌無窮は近代史も研究しておりますが、最近靖国の資料館に行くほうが効果的なので、HPには書いておりません。HPで主張させていただき、私のことを変人と思われた方々も(わざとそう思わせました)、ショック的な文章に関心を持っていただきました。最近では靖国の資料館や講演などで、日本の真実を感じてもらっています。
もちろん天壌無窮は上々に機能しており、私の書斎という方がふさわしい事務所と化しております。武士道の追求に、誰か精神分析あるいは神経心理学を研究されている方を紹介ください。歴史や言い伝えだけではなく、近代的な学説に基づき、一歩も二歩も進んだ精神構造を構築するためです。これが私の掣圏真陰流という武士道の姿です。
「魂」や「道」を追求する「義」から成り立つものです。
新年 明けましておめでとうございます。
掣圏道は掣圏真陰流として、武士道精神を日々継承し、真の大和精神「魂」を追求する、最も飛躍できる態勢を作りました。かねてより冷静沈着に推し進めて来ましたが、真剣にこの国の精神を目覚めさせる態勢が整い、発表できる事になった次第です。
平成17年、天壌無窮(てんじょうむきゅう)が本格的に始動いたします。
掣圏真陰流・武士道道場は大宮に配置し、本部は天壌無窮として乃木坂に置きました。以後支部も増やして行きます。
天壌無窮とは天と地が続く限り永遠にという意味で、我が国の精神華、武士道精神は死なず永遠にという意味であります。勿論21世紀の時代、剣術や格技にとらわれず、精神面をこの時代に沿わせ、真のサムライ精神を育成する目的で体系化していきます。
掣圏道から掣圏真陰流への飛躍は、ひとえに武士道を真から追求する覚悟ゆえです。未だ研究段階ではございますが、人間形成学とも武教人間学とも言える、21世紀を支える本物のサムライを造って行く所存です。
また婦女子におきましては、真の大和撫子の復活を掲げる起爆剤でもあります。礼儀正しく、道徳心は勇気と共にあり、正義を語ってはならないような社会を打破する若者を造りたいのです。
何が礼儀で何が道徳か、真の気骨とは何か、真の強さとは何かを徹底的に練り直し、三千年の敷島文化から生まれた武士道を習う者としての覚悟を構築する本格的サムライ育成塾です。
天壌無窮では塾生(会員)をつのります。格闘技ではありません。また営利目的でもありません。求めるものは日本精神復活を夢見る皆さんのまじめな意志です。リベラルを批判し、最近の老若男女を問わない、規範やモラルの低下ぶり。政府や官僚に対してのジレンマ。諸外国への反感等、最近多くの人が口にすることです。
しかし、何を変えようにも確証たる導きがないため、不満だけに終始して終わるだけです。根本的な原因はすべて歴史の中にあります。そしてその解決策や、真の国家としての導きも、覚悟力も、全て歴史に秘められているのです。正しい知識を身につけ、意志への勝利を勝ち取るために、出発しようではありませんか。
天壌無窮の方針
我が国日本の歴史は、諸外国にも劣らない精神文化を築いてまいりました。
明治維新によって近代国家へと移り変り、富国強兵を国策として諸外国の圧力を排除し、日清戦争から日露戦争、やがて満州事変などを経て、世界五大強国のひとつといわれる処まで成長しました。この頃、武士道精神が開花した最も優れた時代とも言われております。全世界が支配された弱肉強食の時代、偉大なる先人達の意志が、まずこの国への侵略を、世界中でただ一国くい止めたのです。植民地の時代、米国、英国、仏国を中心とした列強国は日本の存在に危機感を募らせ、泥沼に追い込まれた支那事変の中、経済封鎖の強攻策により日本の生命を奪おうとしました。対して我が国は中国国民党への、援助物資を切るための仏印進行。ABCD包囲陣から米国との和平交渉の成立。中国からの撤退もが決まっておりました。
しかし米国は、イギリス、チャーチルの米国参戦への祈願などもあり、交渉につかず日本を戦争へと導く作戦がとられます。
そこで我々の祖国は敢然と立ち上がり、大東亜戦争が勃発しました。
アジアの植民地解放。祖国の家族を列強の蹂躙から守る使命を帯び、現地の方々の応援もあって、史上最も早い進行で、アジアを解放していきました。大東亜戦争とはアジアを解放する戦争という意味でつけられた名です。イギリスの教科書には、日本は第二次世界大戦に巻き込まれ、日本が戦ったせいで、世界の植民地が解放されるきっかけをつくった。と書いてあります。
問題は戦後です。
敗戦となっても当時の日本人には、まだ気骨ある精神が残されていました。それを崩す戦勝国の作戦に、当時の純粋なる国民はすべてを信じ込まされてしまったのです。20年12月8日より、10日間にわたって全新聞の一面で書かれた「太平洋戦争史」
翌12月9日より始まった、当時のメインマスコミュニケーションであるラジオ番組で制作された「真相はかうだ」から「真相箱」から「続、真相箱」が、一年間も続けて放送され、徹底した罪悪感が国民に植え付けられました。いずれも日本軍部と政府が悪く、国民を騙していたというシナリオです。また21年からは東京裁判がはじまります。これを裁いたウエップナー裁判長も、キーナン首席判事も、裏で操作していたマッカーサー元帥でさえ、後にあの裁判は間違っていたと言明した代物です。
当時、検閲はしかれ、仏教、新道、儒教など全ての宗教や思想学を禁止にされ、武勇を誇る歌とか詩や芝居「忠臣蔵」など、武道や相撲まで禁止にされました。
すべては日本人の、正しく強すぎる「魂」を脱け殻にするためです。現代でもそうですが、戦勝国が統治しやすくするためのインフォメーション作戦だったのです。屈辱的ともいえるアメリカ制の現憲法を強制され、日本の弱体化を押し進められて参りましたが、戦後60年の長きに渡って、そのような憲法を後生大事に守り、今日のおよそ独立国としては世界に類を見ない、精神崩壊した無責任国家を形成するに至ったのです。そのことは以下に集約されるでしょう。忘れられた正義感と道徳心。抑えられた魂。叩き込まれた戦犯意識。強いられた歴史の湾曲。
私達は反何とかではありません。国民自身の目覚めから警鐘させ、世界最高であった真の独立精神を導く、本物の組織です。
天壌無窮
塾長 佐山サトル
天壌無窮本部
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掣圏真陰流道場
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